ちゅーごく しんぶん こらむ
てんぷーろく
2023ねん 7がつ 12にち
60ねんほど まえの ことだ。 とーきょーの だいがくで ぶつりがくを まなぶ せいねんが ひろしまを おとずれた。 そして げんばく とーかの つめあとを みて つよい しょーげきを うける。 ひとかげの いし ― 。 あの ひ あの しゅんかん、 ばくしんちに ちかい ぎんこー してん まえの かいだんに いた ひとの あとが、 くっきりと のこされた。
ときわ こーど せいちょーきの にほん。 はったつ する かがく ぎじゅつに、 げんばくの さんかの きょーくんが いかされて いるのか。 ふと いだいた ぎもんが せいねんの すすむ みちを きめた。 ふほーが とどいた かがくしか、 つねいし けいいち さんの わかき ひの すがただ。
せんそーと かかわり、 ぼーそー して ひじんどー へいきに てを そめた かがくしゃたち。 その じったいを かいめい した せんくしゃだろー。 おおくのしまを ふくむ せかいの どくがす せいぞー、 にほんの さいきんせん ぶたい 「731」、 べい げんばく かいはつと ぷるとにうむ。 ふぃーるどを ひろげ、 かがく ぶんめいの かげを ねばりづよく こくはつ した。
ふさふさの はくはつと ひげ。 おちゃのまで しられたのわ いちれんの おうむ しんりきょー じけんゆえだ。 せいぶつ かがく へいきの せんもんかと して てれびに ひっぱりだこで、 すたじおに きて さりん せいぞーを ひてい する きょーだん かんぶを するどく ついきゅー した すがたも きおくに のこる。
いちょ 「731 ぶたい ぜんし」でも、 かがくが ぐんじと いったいか する あやうさを げんだいの もんだいと して けいこく して いた。 その つよい おもいを どー つぐか。 いまわ げんばく しりょーかんに てんじ される いしの かげわ、 むかしに くらべれば ずいぶん うすらいだ。

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