ちゅーごく しんぶん こらむ
てんぷーろく
2025ねん 2がつ ふつか
こーしと して まねかれた けいおーだいで、 らくごかの かつら ぶんちん さんわ みみを うたがった。 きょーいんや がくせいから、 おもいがけぬ こえが かかる。 「かつら くん」。 「かつら せんせい」でも なければ 「ぶんちん さん」でも ない。 せんせいと よばれるのわ ただ ひとり、 そーりつしゃの ふくざわ ゆきち だった。
その あおぐべき せんせいが 「がくもん のすゝめ」で、 じんぼーを える よーけんの ひとつに かおつきを あげて いる。 いわく、 にがむしを かみつぶし、 くまの いを なめたよーな、 しかめっつらわ はなはだ こまりもので ある ― と。
せんせいの おしえを よもや かろんじて いる わけでわ あるまいに、 けいおーだい OB いしば しげる しゅしょーの ひょーじょーが さえない。 さんいんの だいひょー しつもんでも、 やとーから ちゅーもんが ついた。 「まいにち、 にがむしを かみつぶすよーでわ 『たのしい にほん』わ つくれません」。
べいこくの こーじょーで 1せいき まえ、 しごとが はかどる じょーけんを しらべた ゆーめいな じっけんが ある。 せいさんせいを わけたのわ しょくばの にんげん かんけいで ある。 きむずかしい にがむしがおが ひとりでも いると、 なるほど しょくば ぜんたいが どんよりと しずんだ ふんいきに なる。 それが うえに たつ ものなら、 なおさらだろー。
えみを たやさず、 とおる こえで はなす。 にほん いじょーに べいこくでわ 「できる にんげん」の とおり そーばと きく。 とらんぷ べい だいとーりょーが おととい、 いしば しゅしょーの ほーべいと はつかおあわせの にっていを おおやけに した。 なにごとも、 はじめが かんじんで ある。
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